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miniな世界

自分は、バイクに乗り始めてからずっと、オフ車でのツーリングをメインに楽しんで来ました。

なので、おのずと、旅やキャンプやアウトドアなどを中心としたバイクの世界に浸ってきたわけですが、
ひとくちに「バイク」といっても、いろいろな楽しみ方があるわけで、
先日、顔を出したイベントも、そんなバイクの楽しみ方のひとつだなー、と思うところが多かったので
ちょっとご紹介させてもらいます。

自分が学生の頃の、空前のバイクブームから比べると、全体的に元気のなくなったバイク業界ですが、
そんな中で今、熱いのが4miniの世界です。

ビッグバイクでのツーリングを楽しむライダーには、あまり馴染みがない世界かも知れませんが、
モンキー、ゴリラ、エイプ、シャリー、スーパーカブ、KSR 、XR等の4ストローク50ccのバイクを、
レーサー仕様にカスタムしたり、ドレスアップしたりして楽しんでるのが4miniの世界です。
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そんな50ccバイクのカスタムの魅力は、「1/1のプラモデル」感覚で、自分で作って走れるところ。

今回のイベントは、そんなカスタムフリークにパーツを供給しているカスタムメーカーが一丸となって、
1年間かけて準備したイベントなんですね。
イベントのタイトルは、「Enjoy 4mini 2010」
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このイベントは、今回で2回目となるんですが、一番の魅力は、
鈴鹿ツインサーキット(8耐が行なわれる鈴鹿サーキットではないです)で、
自分が作ったマシンを、実際にフルスロットルで走らせることができること。

こんな感じの、ゆる~い走行や、
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こんな感じのガチ走りまで、クラス分けされて楽しめます。
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また、4miniパーツメーカーの、気合いの入りまくったマシンに、
そのメーカーの担当者が、ツナギに身を包み、
「いやー、マジに走るわけないやん」とスタート前には笑いながら、
いざ走り出すと、ドッグファイトでサ-キットを攻めるっていう、主催者も楽しみまくっているところが
微笑ましいんですよね。


やっぱり、バイクって楽しく乗っている人が作っていると、
その楽しさがユーザーには自然に伝わります。

それを、マーケティングだけでモノを作っちゃうと、
やはりライダーの心を揺さぶる製品にはならないのかなー、なんて思ったります。(偉そうですが)


そして、このイベントのもう一つの楽しみは、自分で作ったマシンを皆んなに見てもらうこと。

こんな、レプリカ(?)マシンから、
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(このカタナ、ヘルメットとのサイズの比較が面白いでしょ?)

こんな、ピカピカなドレスアップまで、
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はっきり言ってなんでもアリな世界。
まさしく、プラモデルの世界で、見ていてメッチャ面白い。

これをビッグマシンでやろうと思うと、マジ大変なのですが、
50ccの手軽さを最大限に生かして、こんなに多くの人が楽しんでいる世界が、あるんですねー。

そして、将来のバイクファンの卵を育てる教室も併設されていたりと、
本来、国内4メーカーにやってもらいたいイベントも、展開されていました。
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この日は、天気予報では90%の雨予報でしたが、400台以上のマシンが、
それなりのエントリー代を払って、「走り」と「展示」を楽しんでいました。


バイクの楽しみ方は、ツーリングであったり、レース観戦であったり、自らレースに出場したり、
レストアを楽しんだり、ファッションのいちアイテムであったり、今回ご紹介した4miniの世界であったり…

バイク業界全体のパイが、全盛期より縮小したとは言え、現にそれを楽しんでいる人は、
たっくさんいる訳なので、メーカーさんも大変だとは思いますが、いつまでも我々ライダーに
夢を与え続けて欲しいなーと、強く思ったイベントでありました。
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by sueji99 | 2010-10-31 22:35 | Bike

父娘タンデムツーリング記 2007 北海道 vol.9

うしろ髪を引かれながら、礼文島を後にして、稚内に戻ってくると、青空がのぞき始めた。

それでは、楽しみにしていた、道北の絶景ロードを楽しむことにしよう。

まずは、宗谷岬の南側の丘陵地帯「宗谷丘陵」を貫く道道889号線。

海沿いの国道238号線から、グングンと駆け上がるように登っていくと、
ゆるやかにアップダウンを繰り返す丘の上を、緩やかな弧を描いて、素晴らしい道が続いている。
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道の周りには、視界を遮るものは何もなく、ただただ牧場の草地が続いている。
おそらく「天空」を走るって、こんなことを言うのかな?
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程なく行くと、「宗谷岬・左」の標識があらわれた。
その標識には、「右×」と、行き止まりの表示があるが、素晴らしい道がまだまだ続いている。
念のため、地図を広げてみたが、やはり道は途中で途切れているようだ。

でも、このまま、この丘を降りて「下界」に戻るのも残念なので、ハンドルは右へ。
行き止まりなら、引き返せばいいじゃないか。
こんなにゴキゲンな道なんだから。

風を受けてゆるやかに回る風車の群れ。
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道が少しづつ下り始めている。
それにつれて、道の両サイドに樹が混じり出した。

すると、何の前触れもなく、道がダートに変わった。

少しスピードを緩めて、様子を見ながら走ってみたが、単なる舗装工事中ではなく、
ここからは、延々とダートが続くようだ。

ただ、道の両側には側溝があり、しっかりと踏み固められているので、
どうやら舗装工事前の状態のようだ。
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娘に「引き返す?」って聞いてみると、「このまま行けるんとちゃう?」というので、
ダート走行を楽しませてもらうことにした。

路面状況はまずまずで、道のセンターと両サイドの深い砂利を避ければ、
フルパッキング&タンデムでも快適に走ることができた。

このあたりの懐の深さが、GSの最大の魅力だ。

車酔いに弱い娘であるが、何故かバイクは大丈夫なようで、
延々と続くダート走行中も、リアシートで、パチパチと写真を撮っている。
なかなか頼もしいじゃないか。

いったい何キロダートを走っただろうか?

遠くから、砂煙を上げて2tトラックが近づいてくる。
と、いうことは、道は繋がっているっていうこと。

道が下りから、水平になったな、思っていると、遠くに青い海が見えてきた。
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ダートは舗装道路と交わった。
標識を確認すると、国道238号線。

宗谷岬を回らずに、日本海からオホーツク海に抜けたことになる。




「地図にない道」



広告のコピーのようなフレーズだけど、
まだ知られていない道を見つけた快感。


これは、オフ車ライダーの特権だと思う。
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by sueji99 | 2010-10-30 21:45 | Bike

パンジー観察日記 9  10月27日

毎朝の水やりの時、ふとパンジーの葉っぱを見ると、なんか変?

ありゃりゃ、食われてますがな!
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かじられている葉っぱの周りを捜索すると、葉の裏側にいてました。
はらぺこ青虫君が。
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この子は、この前、卵を産みつけに来ていたツマグロヒョウモンのご子息なんでしょうねー。

この子が成長すると、あの写真のような赤いツノツノの生えた幼虫に変身するのかと思うと…

割り箸でつまんで、ご退去いただきました。


でも、うちがパンジーを育てているっていう情報を、どこで聞いて飛んで来たんでしょうねー。

あの蝶々も、このブログの読者さんだったりして。(笑)
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by sueji99 | 2010-10-27 00:27 | Floweres

父娘タンデムツーリング記 2007 北海道 vol.8

ようやく日が差してきた、礼文の海岸沿いをクルージング。
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途中、久種湖の横を通りました。
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あの思い出の一杯詰まった「久種湖キャンプ場」に、寄るべきか?寄らないべきか?
とっても迷いましたが、結局、スル―することにしました。

何十年ぶりかの同窓会に出席して、青春の思い出が崩れさる…って言う話と一緒かな?と。(笑)

あのキャンプ場は、今はオートキャンプ場になっているらしいので、
当時の面影はおそらく残っていないんだと思います。

思い出は美しいほど、心の目に焼き付けておけばいいんじゃーないいかと、ね。
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礼文の宿は、「民宿・海憧」にしました。

ここは昔、船泊ユースホステルだった場所です。

礼文島のユースといえば、「あの」桃岩荘。

今なお続いているらしい、大騒ぎのミーティングに疲れた(?)旅人が、身を寄せたユースが、
船泊YHでした。

宿の作りは、昔のユースの面影を残していますが、システムは男女別部屋ではなく、
娘と同室でOKでした。
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夕食前に、娘と目の前の海岸を散歩していると、空が黄金色に染まりました。
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碧い海と、緑の丘と、広い空…しかない(と、言ったら怒られるかもしれませんが)この最果ての島を、
どうやら娘は気に入ってくれたようで、
「父ちゃんが、ここに長い間、住んでいたのも、わかる気がするわ」と言っていました。
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22年前とは、比べものにならない位の、短期間の滞在でしたが、この島に娘を連れて来ることができて、
またひとつ、この旅の目的を叶えることができました。
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by sueji99 | 2010-10-23 21:56 | Bike

パンジー観察日記 8  10月16日

猛暑が去り、涼しい秋風が吹き出して、我が家のパンジーは、順調に育っております。
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ポットに植え替えて、根が定着しなかったのは、2~3株なので、上手く移植ができたと思います。

株によって育ち方にかなり差がありますが、良く育っている株は、本葉が6~7枚ってところです。
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そんなパンジーの苗の写真を撮っていたら、1匹の見慣れない蝶が飛んで来ました。

見た感じ、タテハ蝶の仲間のようです。
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この辺りでは、あまり見かけませんが、人間を怖がらずに、パンジーの苗に次から次へと舞い降りています。

よく見ると、苗の植わっているポットの土に腹を押しつけて、卵を生んでいる様子です。
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気になって、早速ネットで調べてみると、「ツマグロヒョウモン」というタテハ蝶の仲間でした。

なるほど確かに、羽のツマが黒くて、豹のような紋がありますね~。


名前がわかったので、嬉しくなって、どんな蝶か調べてみると、

なになに…

【生態】

「幼虫は各種スミレ類を食草とし、野生のスミレ類のみならず園芸種のパンジーやビオラなども食べる。」
~Wikipediaより~



あっかーんやーん!!



おまけに、幼虫がめっちゃキモイし!  ~写真:Wikipediaより~
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困った、困った。
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by sueji99 | 2010-10-16 21:04 | Floweres

神戸港は、メジロラッシュ!

神戸港には、台風等の大波から港を守る為に、たくさんの防波堤があります。

数字が付けられているものだけで、神戸第1防波堤から、第8防波堤まで。
その他にも、たくさんの防波堤があります。
さすがは、歴史ある港ですねー。

今日の舞台は、神戸第1防波堤。
一般的には、和田岬の横にあるので、「和田防」の名前で知られています。

その和田防が、ここ2週間、メチャクチャ熱いんです!



その理由は、「ブリ」が釣れているから。



「ブリ」は、出世魚で、関西では、ツバス(35cm以下)→ハマチ(35cm~60cm)→メジロ(60~80cm)
→ブリ(80cm以上)と、大きくなるにつれて呼び名が変わります。

ちなみに、関東では、ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリと、呼ぶようですね。

9月25日頃から、コンスタントにメジロが釣れ出し、昨日は、なんと87cmのブリが釣れていました。

凄いですね~。
船釣りではなく、沖の堤防でブリですよ、ブリ!


って、ことで行って来ました。和田防。
早朝なら、和田防に渡す渡船屋さんまで、バイクで20分。(近っ)

ブリ情報が回っているので、人が多いだろうなー、と思い
一番船は、朝の5時なんですが、頑張って早起きして、4時過ぎに渡船屋に着くと、
「なんじゃ、こりゃ~!」

すでに、数十人のおっちゃんや兄ちゃんが、並んでますやん!!
車のナンバーを見ると、大阪、奈良、京都…
この人たち、何時に起きて来たんやろ?(笑)

慌てて、バイクを停めて、列に並んでいると、常連さんたちの会話が聞こえてきます。
「昨日は、メジロを2本バラした」とか、「あれは、ブリクラスやった」とか…

って言うことは、おっちゃんら、昨日も来てはったん?

自分の前に並んでいた、お兄ちゃんは、「今日は仕事やけど、8時まで釣るねん」と言ってます。

まあ、皆さんお好きですねぇ~。(笑)

ところで、こんなにたくさんの人間が、一度に船に乗れるんでしょうか?

不安は的中!

車を停める駐車場が一杯になった!ということで、
自分の前の、出社前に釣ったるねん兄さんの前で、札止めになってしまったではないですか~!
(当然、お兄さんは、固まってはりました。)

でも、「バイクなら停めれる」ってことで、自分はギリギリセーフ。(嬉)
やっぱ、流石はオートバイ。
やるときは、やるね。(よーわからん、けど)

てな、一騒動があり、5時の出船を4時半過ぎに早めて、船は和田防へ。
船着き場から、10分程のクルージングですが、船の中は、朝の通勤電車そのもの。
みんな、立ったまま手すりにぶら下がって、すし詰め状態で、波に揺られています。

和田防は、東西約1kmの防波堤で、西の赤灯台、東の白灯台の他に3カ所の船着き場があります。
この5か所の船着き場ごとに、釣り師には好みの釣り場があり、自分はいつも「白灯台」で降ります。

その理由は、この白灯台のすぐ南に、「和田防新波止」という南北500m位の防波堤があって、
和田防と、和田防新波止の間の距離は、数十メートルしかないので、
人工の「海峡」状態になっているんですね。
つまり、魚の通り道が、きゅーっと狭くなっているんで、東西に回遊しているであろう魚と、ルアーの
遭遇の確立が高い!と、勝手な持論を持っております。

まあ、実際は、西の赤灯台で降りる人が一番多いので、実績としては、赤灯台付近がいいんでしょうが、
生きたアジを餌にした「飲ませ釣り」と、ルアーフィッシングでは、釣りの考え方が違います。
餌釣りの場合は、魚が餌を見つけてくれるのを待つのに対して、
ルアーフィッシングは、回遊する魚の目の前を、ルアーが通らなかったら、釣れる確率はゼロ。
少しでも、その確率の高い場所を選びたい訳ですね。


今日も、そんな秘策(どこがやねん!)を胸に、まだ真っ暗な空をバックに、白い灯台が近づいてきました。

すると、愕然とする光景が!(今日は、やたらと、「!」が多いです)

白灯台の船着き場に、見たこともない渡船が付けられていて、
ぞろぞろと多くの釣り人が降りているじゃーないですか!

ここ和田防に渡している渡船屋さんは、昔からずっと今乗っている渡船屋さん1軒のはず。
恐らく、神戸港の渡船屋連盟(?)みたいなのがあって、そういう取り決めになっているんだと思いますが、
ここ最近の「メジロ」「ブリ」ラッシュを見て、他の渡船屋がこっそり乗り付けたようです。

そのフライングの渡船屋の船が去るまで、こちらは接岸できない訳でして、
船から見ていると、「ああ、俺の場所が、人で埋まって行く~・涙」、っていう状態。






ようやく和田防の白灯台に渡れました。

胸に秘めた、あの場所は…
全て人で埋まっていました。

その場所を、恨めしそうに睨みながら、堤防の真ん中近くまで歩いて、ようやく立てそうなテトラを見つけて
釣り座を確保しました。









(現在、必死にルアーを投げております…)








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いやー、えらいスリムな「ブリ」ですなー。(爆)

あーあ、結果はご覧の通り。
12:00くらいまで粘って、50cm程のサゴシ(サワラの幼魚)が1本。

まあ、こんなもんです。

見ている限り、メジロもポツポツって感じで、10本以上上がった昨日に比べると、回遊が少なかったようです。

でもね、
自分が入りたかったあの場所では、上がっていたんすよ、メジロが。

理由はどうであれ、男は言い訳をしない!
ってことにしておきます。





次は、釣るぞ~!

かかって来~い、メジロぉ~、ブリっ~!
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by sueji99 | 2010-10-11 21:54 | Fishing

父娘タンデムツーリング記 2007 北海道 vol.7

あーあ、今日から連休だというのに、また雨です。
そんな日は、また昔の思い出話などを…(笑)


22年ぶりに訪れた礼文島も、今日のようなどんよりとした、低い雲に覆われていました。
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香深港から東海岸沿いの道道40号線を北上します。

島の人には失礼なんですが、自分の記憶は22年前で止まっているので、
道の途中に、セイコーマート(北海道のコンビニ・チェーン)があって、ビックリ。(笑)
当時の道路沿いには、よろず屋さんみたいな店しか無かったんで…

早速、セイコーマートで、インスタントラーメンと、おにぎりと水を仕入れました。

いきなり、キャンプ?

いえいえ、礼文島を旅した方なら、みなさん知っている(と思う)「愛とロマンの8時間コース」を、
娘と歩こうという企画です。(笑)

礼文島の東海岸には、北と南をつなぐ整備された道路があるのですが、
西海岸にはほとんど道が無く、草原の丘や、断崖絶壁や、ゴロタ浜などが続いています。

この道なき道を、8時間かけて、北は日本最北限のスコトン岬から、
南は元地集落の地蔵岩までの約30kmをトレッキングするというイベントです。
(現在は、安全上の問題から、礼文林道までのコースとなっているようです)

イベントといっても、開催日が決まっている訳ではなく、
ユースホステルや民宿ごとに、見知らぬ宿泊者同士が、時には助け合い、時には励まし合い、
早朝から夕方まで、礼文島の素晴らしい自然を体験しながら、ひたすらゴールを目指して歩くだけ。
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                              <当時の写真>

でも、ひとつの目的に向かって、協力し合いながら歩くことによって、いつしか友情が愛に変わり、
ロマンスが生まれるとか、生まれないとか…

実際、このイベントを通じて知り合い、結婚したカップルもたくさんいるらしいです。
確かに、22年前に、この道をみんなで歩いて、夕陽に照らされた地蔵岩に、
みんなで手をつないでゴールした時には、なんとも言えない達成感があったのを覚えています。
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                              <当時の写真>


まあ、残念ながらこの時、愛もロマンも生まれませんでしたがね…(笑)



今回は、島に渡ったのが昼前の時間だったので、とても8時間を歩き通せるわけもなく、
また、歩き通す気も更々なかったのですが、手つかずの礼文島の自然を味わうには、
絶好のコースなので、娘と行けるところまで行って、戻ってくるっていう計画です。

そういう訳で、バイクで出発点のスコトン岬まで行って、歩き出す準備を始めていると、
娘は、「日本最北限から、うちに絵ハガキを出す!」って言うんで、ますます出発は遅れますが、
まあ、急ぐ旅でもなし。
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手紙を書き終わったら、「日本最北限のトイレ」で用を済ませて、デイパックに簡単な調理器具と、
食糧と水を詰めて、てくてくと歩き出しました。
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この頃になると、低く垂れこめていた雲も流れて、少し青空が見えて来ました。

雲の間から差して来た陽の光を受けると、今まで濁って見えた海の色が、「礼文ブルー」に輝き出します。
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そんな海を見て、娘は、「とーちゃん、すごいな、この色!」と、はしゃいでくれています。

前回の北海道ツーリングでも、とにかく酷い雨にやられているので、
娘にとって、旅の空が「晴れている」ってことが、一番の喜びのようです。
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アップダウンを繰り返す、緑色の絨毯のような丘の途中で、お湯を沸かして、ラーメンを作りました。
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海から吹き上げて来る風を受けて、久しぶりの陽の光を浴びながら、ふーふーと鍋からラーメンをすする。

こんなささやかなひと時を過ごすことが、この島の楽しみ方だということを、
なんだか娘はわかってくれているようです。

「この場所、気に入ったわ」と、お墨付きをもらったので、
また、来た道を、少し傾き始めた陽ざしを浴びながら、バイクを停めた北の岬まで、歩き始めました。


バイクに乗っている間は、あまり話が出来ないので、ゆっくりと歩きながら、あんなこと、こんなことを、
ケラケラと笑いながら話していると、これが自分にとっての「愛とロマン」なのかも知れないな…、
なーんてことを思ったりして。(笑)

当然、そんなことは娘には言えませんけどね。(爆)
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by sueji99 | 2010-10-09 14:06 | Bike

父娘タンデムツーリング記 2007 北海道 vol.6

ツーリング中に、コインランドリーで洗濯するだけの日ってのも珍しいのですが、
ゆっくりしたおかげで、娘の体調も、空模様も回復したので、いよいよ礼文島に渡ることにしました。

礼文島へは、稚内港から東日本海フェリー(2008年にハートランドフェリーという社名に変わっています)で、
約2時間の船旅。

稚内港を出た船は、ノシャップ岬をくるっと回って、礼文島へ向かいます。
お天気が良ければ、海に浮かぶ利尻島がドーンと見えるのですが、
残念ながら雲に覆われて、島の裾野しか見ることとができませんでした。

ところで、当時のフェリーの乗船券は、国鉄の切符みたいでした(笑)
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22年前の北海道ツーリングでは、2カ月間の旅の1/4以上を、この島で過ごしました。
今は、オートキャンプ場になっていますが、久種湖キャンプ場という当時は無料のキャンプ場が、
寝城でした。


ここには、全国から集まったオカシナ、でも結構ピュアな旅人が「住んで」いて、
なんだか家族のように暮らしていました。

このキャンプ場の良いところは、サイトは芝生のような草原で、炊事場となる東屋には薪ストーブがあり、
東屋の横には、廃校になった小学校を解体した材木が山のように積まれていました。
つまり、煮炊きに使う燃料代がいりません。

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そして、浜に出れば昆布や貝が無尽に獲れ、キャンプ場の「住人」が漁協のおばちゃんと友達になって、
毎日、売り物にならない魚をタダでもらって来ます。
売り物にならない…といっても、高級魚のキンキや氷下魚(コマイ)も混じっていました。
そう、つまり食料代もほとんどいりません。

そして、そして、自分が島に入る直前に、キャンプ場の近くのスナックが火事になったらしく、
「焼け出された」ウイスキーのキープボトルを、またまた誰かが、大量に貰って来ていて、
瓶は焦げているけど、中身は正真正銘のサン○リーオールドを、毎晩みんなで回し飲み…。
そう、酒代もタダなんですね。

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米さえあれば、お金を使わずに、いつまでも暮らしていけそうなパラダイスなキャンプ場で、
海辺を散歩したり、山に登ったり、林道をトレッキングしたり、たまには絵などを書いてみたり…

そして夜は、みんなで薪ストーブを囲み、タダ酒を飲みながら、
旅の話、バイクの話、将来の夢、叶わぬ恋の話など…、夜が更けるまで、話し続けました。

こんな愉快な仲間たちと、夢のような旅人生活を送っていた、あの夏。

そんな、思い出いっぱいの島に、22年ぶりに、娘と共に上陸しました。


*今回の写真は、全て当時のものです。
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by sueji99 | 2010-10-06 22:18 | Bike

MOTO GP 日本グランプリ

今日は、雨の日曜日。

釣りにも走りにも行けず、昼間からテレビを見ていたら、なんと!MOTO GP ・日本グランプリを地上波で
やっているではありませんか!
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番組スポンサーの、Hondaとブリヂストン。頑張ったねー。

今回のレースの一番の見どころは、現在トップランキングのフィアット・ヤマハの若きエース・ロレンソと、
怪我から復帰の同じフィアット・ヤマハの、王者ロッシの、3位&4位争いのドッグファイト!でした。

時にはマシンをぶつけ合いながらインを差し合う、このチームメイト同士の二人の意地をかけた闘いを、
手に汗握りながら、テレビにくぎ付けになって見てました。

これぞ、世界最高峰のオートバイレースの醍醐味。

バイクに興味がない&あってもレースをあまり見たことがない人にとって、日曜日の昼間に放送されていた
この名勝負は、どう映ったんでしょう?

カッコイー!と映ったのか?
危なくて見てられん!と映ったのか?

ちょっと聞いてみたいなーと、思います。
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by sueji99 | 2010-10-03 23:58 | Bike

父娘タンデムツーリング記 2007 北海道 vol.5

22年ぶりの稚内の町は、国道沿いに全国チェーンの店も並び、少し垢ぬけた感じがしました。
まあ、これだけ年数が経ってるんですから、変わっていて当然なわけですが。

でも、変わらないのは、日本最北端の稚内駅。
日本最南端の駅である鹿児島県指宿市の「西大山駅」から、3,000キロ以上の旅の果ての駅。
鉄道にはそんなに興味はないのですが、やはり終着駅には旅心をくすぐる何かがありますね。
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そんな稚内駅も、駅前再開発事業の一環で、今年度中に取り壊されて、
2012年には新しい駅ビルに変わってしまうのだとか。
今のうちに、古い駅舎を娘に見せることができたのは、良かったなーと思いました。

線路の途切れる場所で写真を撮ったり、カニラーメン(500円だった!)を食べたりと、
最果ての町を楽しんだのでしたが、やはり娘の風邪気味の体調は今ひとつ。
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予定では、オヤジの思い出の一杯詰まった礼文島に、このまま渡る予定でしたが、
台風はそれたとは言え、雨の礼文島も辛いので、急遽、稚内でもう一泊することにしました。

レトロな駅にいるので、ここはレトロな宿の探し方をしてみよう!ってことで、
稚内駅の観光案内所(売店みたいなスペースに、おばちゃんがひとり)で、
「駅の近くで、安くて、料理もそこそこな旅館」を探してもらうことにしました。
実は、観光案内所で宿を探すなんてのは、初めての体験です。

おばちゃんは、「○○さんとこは、駅から遠いし…、△△さんとこは、今お風呂をやり替えてるし…」と
ひとり言をいいながら、「ここなら、建物も新しくて、食事もおいしいよ」と紹介してくれた
「旅館・まつむら」へ、今にも泣き出しそうな空の下、向かいました。

娘の体調を考えて、雨の中の走行は控えたかったので、なるべく駅から近い所を探してもらったのですが、
おばちゃんの評価は、やや(かなり?)大げさな、旅館という名の民宿でした。(笑)
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ありがたかったのは、旅館に着いたのは、朝の10時でしたが、快く部屋に通してくれたので、
今日は空白の一日を過ごすことに決めました。

ツーリングで辛いのは、雨に降られてカッパ姿のまま観光をすることなので、
ここはスパッと観光はあきらめて、貯まっていた洗濯をすることにしました。

生憎、この民宿(失礼!旅館でした)には、コインランドリーが無かったので、
「すぐ近く」にあるというコインランドリーに洗濯物を抱えて、歩いていきました。

でもね、北海道民の「すぐそこ」を信じてはいけません。(笑)
宿からの一本道を歩けども、歩けども、コインランドリーに辿り着きません。

おまけに、こちらは寒さのため、スエットシャツの上に薄いダウンジャケットを着込んでいるのに、
地元の人は半ソデ半パン。

「どちらの格好が異常なのか、わからんなー」などと話しながら、ようやく辿り着いたのは、
ライダーハウスの隣の、娘曰く「明治時代の建物」という表現がまんざら当てはまらなくもない、
年代物のランドリー。
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変わり者の娘は、何故かここが、いたく気に入ったようで、洗濯&乾燥が完了するまでの数時間、
壁に貼られている古ぼけたポスターの写真などをパチパチ撮りながら、
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「いや~、今日はのんびり過ごせてエエわー」と、喜んでいました。
(この子は、何がツボにはまるのか、よーわからん)
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やはり、こいつはもしかして、タダ者ではないのかも知れません。(笑)
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by sueji99 | 2010-10-02 22:13 | Bike