「
ブレスサーモ」という機能性インナーによって発熱された暖かさを逃がさず、
発熱の役目を終えた汗を貯め込まない中間着の選択は、防寒の大切なポイントです。
自分は
ブレスサーモ・ヘビーウエイト・クルーネック長袖シャツの上に、目の詰まった薄手のウールの
ハイネックセーターを着て、その上にプルオーバータイプのフリースを重ね着しています。
バイクで風を切って走っていて一番寒いのが首回りなので、ここからの風の侵入を防ぎ、
熱の放出を抑えるためにハイネックのセーターは欠かせません。
フリース素材のハイネックという選択肢もありますが、できるだけ体にピッタリフィットさせたいので、
タイトなウールセーターをチョイス。自然な肌触りもポイントのひとつです。
そして、その上に着るフリースは、発汗性が高く、且つ外からの風をシャットアウトする機能素材
「
ゴアテックス・ウインドストッパー」を裏生地に圧着させた
モンベルのフリースを選んでいます。
汗を逃がす機能と相反する防風性を兼ね備えたこの素材は、今やアウトドア界での定番素材の
ポジショニングを確立した感がありますね。
そして、このフリースのもう一つのポイントは、ジッパーによるフロント全開タイプではなく、
プルオーバータイプであること。
脱ぎ着するにはジッパータイプが便利ですが、外からの風の侵入を考えると、あえてかぶり式のプルオーバー
タイプがベストチョイスだと思います。
また、襟がスタンドカラーであることも大切なポイントですね。