今回の
モンゴルツーリングは、撮影機材も含めて20kg以内に荷物をまとめなければならなかったので、
リグ関係も極力コンパクトで、軽いものにする必要がありました。
そのために、トルコのedelkroneというメーカーの機材を2つ持っていきました。
ひとつは、
以前ご紹介したこのスライダー。
SliderPLUS V2 Small
そして、もうひとつがコレ。「ポケットリグ」
一眼ムービーを撮影する際に、手持ちでのブレを極力抑えるためのスタビライザーです。
素材はしっかりしたアルミ&ステンレス製なので、見た目よりもずっしりとした質感ですが、重量は595g。
使い方は、合体ロボ的な面白さがあって、
まず、フォローフォーカスなどを取り付けるアームが、折りたたまれて収納されているので、それを伸ばします。
続いて、カメラを肩に押し当てて固定するアームを伸ばします。
このアームは長さと、角度が調節できます。
さて、これにカメラを着脱しやすいように、いつものVelbonのクイックシューを取り付け、
カメラとフォローフォーカスをセットするとこんな感じ。
どうです?今まで使っていたユニバーサルホルダー↓に比べて、このコンパクトさ。
カメラの安定感と、構えた時の自由度も、ポケットリグに軍配があがります。
ただ、今回のモンゴルツーリングは、たくさんのライダーと行動を共にするので、
カメラのセッティングに極力時間を掛けずに、ウエストバッグからサッとカメラを取り出して、パッと撮影を始めたいなー、と。
そうするためには、まだちょっとボリューミーなんですよね。
と、いうことで、今回はコンパクトな収納を最優先にして、フォローフォーカスの装着を諦めることにしました。
そうなると、フォローフォーカス用のロッドが必要なくなるわけでして・・・
で、よく見ると、折りたたんだロッドを収納している下部ケースは、3本のヘキサゴンボルトで固定されているだけなので、試しにはずしてみると、簡単に2つに分解できました。
そして、ロッドケースを取り外して、カメラをセットしたのがコチラ。
どうですか?このコンパクトさ!
これで、スタビライザーを付けたまま、ウエストバッグにカメラを収納することが可能になり、
サッとアームを伸ばして、液晶ビューファインダーをカパッと付ければ、即手持ち撮影に入れるようになりました。
これ、マジで使い易いです。
導入、大正解でした。