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フォローフォーカス導入

この前うちに来た「SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM」がとても良い感じです。

開放F値1.4の世界を楽しんでいます。
浅い被写界深度をより活かしてくれるのが、このレンズのフォーカスリングのストロークの長さです。

このレンズも、デジタル専用オートフォーカスレンズなのですが、
手持ちのCanon純正のEFレンズに比べて、マニュアルフォーカスにした場合、
フォーカスリングの動きがスムーズで、ストロークがとても長いので、
微妙なピント送りがとても心地いいんです。

んな訳で、このピント送りをより的確&スムーズに行うために
前々から欲しかった「フォローフォーカス」をついに導入しました。


今までのムービー撮影では、EOSの液晶モニターに取り付けたビューファインダーを覗きながら、
レンズのピントリングを回していましたが、
フォーカスリングのストロークが短いレンズでは、微妙なピント送りが難しく
直接フォーカスリングを操作するため、望遠レンズではカメラ振れを起こしてしまうことがよくありました。

そんな問題を解決すべく、
うちにやって来たのが、「エーディテクノ ギアレスフォローフォーカスキット SS-001

本格的なムービー撮影の場合、キャメラマンとは別にフォーカス担当のアシスタント君が、
フォローフォーカスを回してピント送りをするんですが、ワンマンオペレーションの趣味の撮影では
望むべくもない訳でして…


フォローフォーカスのしくみは、レンズのフォーカスリングに「リングギア」を取り付けて、
フォローフォーカス本体のギアと、リングギアを噛み合わせることでピントリングを回します。

                            <参考写真>
フォローフォーカス導入_a0155525_152334.jpg
                 

今まで導入をためらっていたのは、フォローフォーカスをセットすると、レンズ交換をするたびに
いちいちリングギアを付け替えなければならないのが、面倒臭いなーと思っていました。
(リングギアの交換も、アシスタント君がやってくれる人にはカンケーないんでしょうが)

この面倒臭さを解決してくれるのが、
今回導入した、「エーディテクノ ギアレスフォローフォーカスキット SS-001」です。
フォローフォーカス導入_a0155525_1422167.jpg


カメラをセットするとこんな感じ。
フォローフォーカス導入_a0155525_14201937.jpg


このフォローフォーカスの、フォーカスダイヤルには「ギア」ではなく
「ゴム成型のリング」がついていて、このゴムリングをレンズのフォーカスリングに密着させて
回す仕組みになっています。
フォローフォーカス導入_a0155525_14205940.jpg


はじめてフォローフォーカスを使ってみた感想ですが、
「なんでもっと早く導入しなかったんだろう」っていう感じです。

ピントリングに密着させたゴム成型リングは、すべったり空回りすることもなく
安定してピントを送ってくれます。

大きなフォローフォーカスダイアルなので、フォーカスリングのストロークの長い
SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSMも、大きくぼかした絵からジャストピントまで一気にもってこれます。

また逆に、フォーカスリングのストロークが短く、リング回転の粘りにクセのあるレンズでも
スムーズに微妙なピント送りが可能です。


これで、三脚に固定した撮影はもちろんのこと、
ユニバーサルホルダーにセットした手持ち撮影でも、スムーズにピント送りができるようになりました。

ちなみにユニバーサルホルダーにセットするとこんな感じ。
フォローフォーカス導入_a0155525_14325873.jpg


これだと大げさなショルダーサポートリグに比べて、圧倒的にコンパクトに収納できるので
キャンプ道具と一緒にバイクに積んでも問題なしです。

早く実践投入したいものです。(笑)
by sueji99 | 2013-02-22 15:07 | Movie