なかなか思うように釣りにも、撮影にも行けませんが、
今年は、こんな映像が撮りたいんですよ。
そう、満天の星空がゆっくりと動いていくやつ。
キャンプしていて、ふと空を見上げると、満天の星空!っていうシーンには、たびたび出くわすのですが、
その時は、もうすでに酔っ払っていたりとか、
後で撮影しようと思っていたら、雲がかかって星が消えてしまっていたり…とか、
今まで星空の写真を撮る機会を逸して来たわけです。
そんな折り、上の映像を公開されている方のサイトを見つけて、拝見してみると
ほんとに綺麗な星空の映像がたくさん上げられていて、
これは星空を撮影するためにキャンプをするのも悪くないなと思って、ちょっと勉強してみました。
そもそも、真っ暗な夜空の星に向かって、ムービーカメラを回してみても
動く星の映像は映せません。
そこで、「微速度撮影」とか、「タイムラプス」とか呼ばれている手法を使うわけですが、
簡単に言うと、一定時間ごとにコマ撮りした写真を、ダーっと映像編集ソフトのタイムラインに並べて
再生すると、動いて見えるっていうパラパラ漫画なわけですね。
と、いうことは、特別なカメラを買わなくても、
普段、一眼レフムービーを撮るために使っているEOS Kiss X5でも撮れるわけで、
ますますチャレンジしたくなりました。
昔のフィルムカメラで、星空の写真を撮る時には、
バルブ開放にした一眼レフカメラで、絞りをヤマカンで決めて、
これまたヤマカンでシャッターの開放時間を決めて、
撮影して上がってきたプリントを見て、あーがっかり…(笑)ってことを繰り返してました。
ところが、デジタル一眼レフならば、ヤマカンで決めて撮影しても、結果がすぐわかるので
トライ&エラーが何度でもできるのと、ISO感度が1600とか3200とかに設定できるので、
星の明るさも調整できるわけで、ほんとうに便利になりましたよねー。
で、早速この「微速度撮影」にチャレンジしてみようと思ったら、
ひとつだけ買い足さなければならないツールがありました。
それが、これ。
「タイマーリモートコントローラー」です。
これは、エツミ製ですが、キャノン純正の半額ほどでした。
ただ、サイズがちょっとでデカイですが。
使い方は、こんな感じ。
まず、カメラ側で、撮影モードをマニュアルにして、シャッタースピードを決めます。
シャッタースピードは、イコール露光時間ですね。
ISO感度は800~3200あたりに設定して、フォーカスモードはマニュアルで、絞りは開放または1絞り。
レンズは、やはり広角系がマストなので、持ち玉では、SIGMA 10-20mm 1:3.5 DC HSMか、
SIGMA 17-50mm 1:2.8 EX HSMが活躍してくれそうです。
次に、このタイマーリモートコントローラーで、インターバル時間(シャッターが閉じてから、
次にシャッターが開くまでの時間)と、撮影枚数をあらかじめセットしておけば、
後は勝手に撮影してくれるという便利モノです。
今後、露光時間と、ISO感度と、インターバル時間を色々と試してみたいと思います。
おそらく、露光時間は10秒くらいかなー?
星の軌跡を流したければ、30秒くらいかなー?
と、いろいろと想像してみるのも楽しいですね。
あー、なんとか仕事を片付けて、のんびりと星空を映すキャンプに出かけたいものです。