東京モーターショーを、チラッと見て来ました。
会場が幕張メッセから、東京ビッグサイトに移ったこともあるのかも知れませんが、
平日だというのに、すんごい人でした。
こちらでは、二輪の主にオフロード&ツアラー系の「旅バイク」をご紹介。
まずは、ヤマハ。
Super Tenere
「Wondercrosser」と、ネーミングされた試作車で、カーボンパーツがいっぱい。
やっぱりテネレは永遠の憧れです。
続いて、XTW250
そうか、XT+TWってことですね。
サイドネームは、「陵駆(リョーク)」だそうです。
「旅バイク」の提案です。
ディスプレイには、モンベルのテントやシュラフなんかも飾ってあって、
東京モーターショーでこういう展開って、なんだか嬉しいですね。
個人的には、両側にあるサイドスタンドを見て、「XT200AG」を思い出しました。
(古るぅ~。誰も知らんやろなー)
続いて、ホンダ。
こちらの目玉は、やはりNC700
いやいや、全くの新開発エンジンを搭載したバイクが、モーターショーでお披露目されるって
なんだか、めっちゃ久しぶりで、こちらも嬉しくなってしまいました。
700cc水冷・直列2気筒。
クラッチは、オートマチック。
エンジン、メインフレーム、前後輪を共通のプラットフォーム化して、
3つの異なるコンセプトのモデルに仕上げています。
NC700S ネイキッドスポーツです
INTEGRA スポーツスクーターです
NC700X デュアルパーパス・ツアラーです
NC700Xは、雑誌に掲載されている真横からの写真では、あまりデュアルパーパスの雰囲気が
感じられなかったのですが、
こうやって、アドベンチャー系にカスタムすると、結構、旅っぽさが出てきますね。
この三機種とも、市販予定車となっていました。
日本ではバイクが売れないので、プラットフォームを共通にして、1機種あたりの開発コストを下げるのが
狙いだと思いますが、国産のブランニューマシンが投入されるのは、やっぱり嬉しい限りです。
あと、VFR1200Fのエンジンをベースにした、こんなコンセプトモデルも展示されていて
VFR800X(写真なし)とあわせて、一気にオン/オフ系のツアラーが三機種になって、
「大人の旅バイク」という方向に、相当力が入っていますね。
そして、そして、こちらもニューマシン。
CRF250L
CRFというオフロードレーサーのネーミングとは裏腹に、意外とマイルドなデザイン。
おそらく、海外で人気の高いCRFと別に、日本向けに別モデルを作り分ける余裕はない…というあたりが
本音のところだと思いますが、久しぶりの本格的なオフ車。
今までのストリートモデルの外装をオフ車っぽくしました…的なモデルではなく、
水冷DOHCのエンジンといい、フロントの倒立フォークや、ウエーブ型のディスクブレーキなど、
本格的にオフも走るぜ!的なスタイルがいい。
無限仕様のこのカスタムも、カッコえー!
いやいや、ホンダは本気で、オフ&ツアラーに力を注いでいました。
スズキは、四輪展示の片隅に、少しだけバイクの展示があるだけで、ちょっと寂しかったですが、
V-Strom 650 ABS
フロントマスクは、ひとつ前のTRIUMPHのタイガーにそっくり。(笑)
カワサキは、ブースの中がライムグリーン一色って感じでしたが、
Wの展示コーナーが可愛かったですね。
最後に、海外ブランドでは、やはりこれ。
KTMの元気なイメージそのままに、サインディスプレイの上にバイク展示。
写真を撮り忘れましたが、DUKE200が展示されていました。
DUKE125に続いて、注目しております。
以上、駆け足で、気になったマシンをご紹介しましたが、
当然、これ以外にも、スーパースポーツ系や、電動バイクも展示されていました。
が、以前のように、空想レベルのコンセプトマシンではなく、市販を前提にしたコンセプトモデルが増えて
すぐにでも、販売を伸ばしていきたいというメーカーの想いが、表れていたような気がします。
リアルに乗っている方からすると、好ましい方向性ではないかと思います。
バイクメーカーが並んでいる「東展示棟」の方が、四輪だけの「西展示棟」よりも盛り上がっていたように
思うのは、単車乗りの贔屓目でしょうかねー?(笑)