ネパールは、インドとチベットに挟まれた東西に細長い国。
面積は、北海道と四国と九州を足した程の大きさだとか。(この例え、もうひとつピンときませんがね)
何年も前から、王家のゴタゴタや、共産党系ゲリラの活動なんかで、観光も打撃を受けていますが、
やはりなんといっても、ヒマラヤが身近に見えるってことで、少々のリスクも覚悟してひとり乗り込みました。
ロイヤルネパール航空(現在は、王制が廃止されたので、ネパール航空となっています)で、
関西国際空港から、上海経由で約8時間くらいでした。
旅の手配は、ネパールツアーで実績のある「
風の旅行社」にお願いしました。
この旅行社は、現地に日本語のわかるスタッフがいたり、直営の宿を経営していたりと、
ネパール旅行の草分け的な会社です。
アジアを旅するのは、今回が初めての体験。
ネパールの首都・カトマンズの空港に降り立ったのは、夜の8時頃でした。
飛行機を降りると、いきなりの熱気!
そして、客引きの人、ひと、ヒト…。浅黒い顔のおっちゃんが、ゲートの外にワンサカいてます。
旅行者が手配してくれている筈のガイド君と無事合えるか不安でしたが、なんとか合流できて、ほっ。
ガイド君は、Dilli君という若者で、日本語も上手に喋れるので、また安心。
空港からホテルまで、おんぼろタクシーに乗ってカトマンズの街を走ります。
一応、ビルもありますが、街中は薄暗く、そこかしこに人がたむろしていて、とっても怪しい感じ。
これぞ、アジアの夜って感じで、なんだかワクワクしてきました。
すぐに停電になったり、お湯が出なくなるホテルで一泊して、
翌日はDilli君と一緒にカトマンズの街をぶらぶら。
特に予定も決めていないので、寺院でボーっとしたり、広場でボーっとしたりと、
ボーっとしながら、街と人を眺めていると、「異国に来たんだなー」という気持ちがひしひしと湧いてきて
やはり、こんな旅のスタイルが自分には合っているなー、と思いました。