昨日、海の近くのショッピングモールにバイクで買い物に行きました。
大きな駐輪場にバイクを停めて歩き出すと、足元に魚釣りの竿が落ちているのに気付きました。
結構オンボロな竿でしたが、誰かが落として行ったのかな?と思い、
人に踏まれないように、歩道の脇に立てかけておきました。
そして…
買い物を終えて、バイクのところに戻って来て、ヘルメットを被って、
さあ、出発!と、思った瞬間、なんかバイクの後ろに違和感を感じて、確認してみると、
さっき、歩道の隅に立てかけておいた釣り竿が、バイクの後ろに刺さっているではないですか!
いいんです。
そうなんです。
この筒は、釣り竿を入れるために付けているロッドケースなんです。
知りあった見ず知らずのライダーに、「この筒はなんですかー?」と聞かれることがよくあります。
「いやー、実は、釣り竿を入れるための筒なんですよー、あはははー」と、答えています。
そんな説明をするまでもなく、この筒が釣り竿を入れるためのものだと気づいてくれたアナタは
非常にスルドイのですが…
ここには自分の竿を入れたいんです。
この竿は、自分が落としたんじゃないんですぅ~!
ロッドケースに納まった竿が、あまりにピッタンコだったので、思わずそのまま走り出しそうになりましたが、
駐輪場の係員さんに、丁重に落し物としてお預けしときました。
でも、この筒がロッドケースだと思って、ここに竿を入れた人って、絶対に同類だと思いました。
竿の落とし主より、ここに竿を入れた人に会いたい…と、しばし立ちつくした
日曜日の昼下がりでありました。(笑)