真冬を思わせる気温だった数日前から一転して、春の陽気になってきました。
神戸の春の風物詩・イカナゴも回り始めて、本格的なメバリングのシーズン到来です。
今回は、ホームの神戸港を少し離れて、明石の西外れのポイントに行ってきました。
ここは、初めてのポイントなので、まずは陽のあるうちに、港内を探索。
良い感じに藻が茂ったポイントがありましたが、テトラが思いのほか高いので、
足場の良い大波止にポイント絞ることにしました。
日が暮れるまでに、軽く夕食を済ませて、さあスタートフィッシング。
波止の上は、思いのほか風が強いので、湾内のシャローポイントでスタートしましたが、
マイクロメバル1匹のみ。
気がつけば風もマシになってきたので、、波止の先端の灯台まで行ってみると、
足元で、メバルのぴちゃぴちゃという捕食音が聞こえています。
そして、たまに海面を割る、ライズもみられ、これはイカナゴを食っている感じ。
堪らず、表層狙いのリグでスローリトリーブしていきますが、フックが通ったすぐ横で
ライズがあったりと、ショックな状態が続きます。
ホームの神戸港では、この状態だと、軽めのスプリットかキャロライナでリーダーを長めに取った
マス針+マゴバチで確実に食ってくるのですが、いったいどうしたんでしょう?
メタル系の表層引きなど、いろいろ試した結果、初心に戻り、1.5gのジグヘッドにカッティングベイト
のカラーも「シラス」という、定番中の定番のリグの選択が、ハマりました。
サイズはチビばっかりでしたが、非常に厳しい状況の中、かろうじて5匹の釣果でした。
今回感じたのは、ホームの神戸港のパターンにこだわり過ぎて、この状況のヒットパターンを
見つけるのに時間をかけすぎたことと、やはりアタリを確実にフッキングに持ち込めるテクニックを
磨かないといけないなー、とつくづく感じた明石の夜でした。